映画、シェーンを見る!

アマゾンプライムは、古い映画が見放題です。
これを堪能しないわけはありません。
次は、シェーンです。
鰤は、これまで3回ぐらいしか見たことがありません。非常に有名な映画なので頻繁にオマージュ(ぱくり)がなされており、見たことがない人でもあらすじは知っている人が多いはずです。

アメリカ南北戦争が終わったころの西部開拓時代、ワイオミング州の開拓者が舞台です。広大な土地で、ある開拓者家族ジョー・マリアン・ジョーイが土地を耕し、家畜を育てようとしています。
しかし、地元の乱暴者ライカー一家が開拓者を追い出し、地域を支配しようとしています。
開拓者も団結して、それに対抗しようとするのですが、ライカーらの嫌がらせはどんどん強くなっていきます。本来それを取り締まればよいのですが、保安官は100km以上離れたところにおり、到底取り締まれません。
開拓者らは畑を荒らされ、家を焼かれ、その関係はどんどん悪化していきます。ライカー一家は更なる切り札としてガンマン・ウィルスンを雇い、事故に見せかけて殺そうとします。

さて、開拓者ジョーのもとに、主人公シェーンが流れ着きました。
シェーンは多くを語らなかったが、開拓者の生活になじみ、汗を流す日々を送っていました。
シェーンは銃に敏感で、何やら過去がありそうです。

シェーンは、開拓者らとライカー一家の対立には関係を持たなかったのですが、ライカー一家は無関係のシェーンにも絡みケンカを吹っ掛けてきます。

そんなある日、ライカー一家の嫌がらせに耐えかねたある開拓者がライカー一家の雇ったガンマン・ウィルスンと早打ち対決になり、撃ち殺されてしまいます。

開拓者ジョーは、それに対して、ライカー一家と対決することとするのですが、凄腕ガンマン・ウィルスンにはかなわないでしょう。シェーンにはそれが分かっていました。
そこで、シェーンはウィルスンに対決しに行く開拓者ジョーを殴って制止し、自分一人で対決しに行きました。

町の酒場にたむろするライカー一家のもとに、一人で現れたシェーンは、ライカーとガンマン・ウィルスンを早打ちで撃ち殺し、さらに2階に隠れていた部下まで撃ち殺し、町から乱暴者を一掃することに成功しました。

その一部始終を見ていたジョーイは、ジョーにシェーンの勝利を伝えます。しかしシェーンは元には戻れない、そう判断して、馬に乗り、ゆっくりと町を去って行きます。
シェーンもガンマンで、もしかすると指名手配だったかもしれない。しかし、たとえそうであったとしてもシェーンの早撃ちは町を救ったのです。開拓者はシェーンを必要としていました。ジョーイは町を去ろうとするシェーンに呼びかけます。
しかし、シェーンは決して振り返らず、そのままゆっくりと馬で去っていく。
広大な大地とその奥にそびえるグランドティートン山が美しく、そこにシェーンの声がこだまする。「シェーン!カムバーック」

私がこの映画を初めて知ったのは、奇妙な話ですが、アメリカ横断ウルトラクイズでした。
第14回の第6チェックポイントがグランドテートンで、映画シェーンの撮影の裏話を紹介しいていました。
開拓者がガンマン・ウィルスンに撃ち殺されるとき、開拓者は打たれた衝撃で後ろに吹っ飛ばされるが、実は腰にロープがつけられていて、後ろからロープを思いっきり引っ張ってその演出をした。
開拓者ジョーが対決に行こうとするのをシェーンが殴って制止しようとしてもみ合い、周りの馬がそれに驚いて右往左往したり悲鳴を上げたりしていたが、実はカメラに写っていない場所で、スタッフが熊のぬいぐるみを着て、馬に襲い掛かろうとし、馬はそれに驚いていた。
シェーンがジョーイに銃の扱い方を実演し、ジョーイがそれに驚いた表情をするが、実はリハーサルの際は偽物の銃を用いていて、本番では本物の銃を用いて、ジョーイがそれに驚いた。
映画シェーンの監督ジョージ・スティーヴンスはアイデアマンで、次々に新しいアイデアで映画を成功させたらしい。

私がウルトラクイズを見たのはずいぶん前ですが、その時の思い出は今でもまだ鮮明です。

シェーンの映画を見たのは久しぶりでしたが、今回見返してみると、ライカー一家は、「我々が、インデアンと争って土地を放牧地とした。それをその苦労を知らず、後からやってきた開拓者が放牧地を自分の地とだといって占有している。」と言っていることに気づきました。
子どものころに見た単純なストーリーではなかったのかもしれない。ある種の社会問題が背景にあったようだ(ホームステッド法)。

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